外壁以上に雨風や温度変化などの影響を受けている屋根は、外装材の中でも特に劣化しやすい部分。
しかし直接目にする機会が普段無いため、劣化の進行状況を掴みにくいという難点もあります。
様々な劣化の中でも、特に鉄部のサビやコケ・カビの繁殖は腐食の進行を促し、雨漏りの発生原因となることも。
そのような腐食を防ぐためにも屋根塗装を行い、防水効果や防錆性・抗菌性を高めましょう。
また、当社では遮熱効果を発揮する塗膜である「遮熱塗料」にも対応しています。
「酷暑」と言われるようにまでなった日本の夏場において、遮熱塗料を施した屋根がきっと活躍してくれるでしょう。
■ 遮熱塗料のメリット
遮熱効果
酷暑のような夏の強い太陽光を跳ねのける効果を持つ遮熱塗料。
その温度差は通常の塗料と比較すると2~3度程度異なると言われてます。
節電効果
遮熱効果によって室内温度が下がるため、光熱費の節約に繋がります。
長寿命の塗膜
遮熱塗料の種類にもよりますが、耐用年数は概ね15年~20年ほど。
初期費用が少々高くなってしまうものの、通常の塗料と比較すると約1.5~2倍の寿命なので、メンテナンス費を抑えることができます。
屋根そのものの寿命が長くなる
遮熱塗料によって屋根材そのものの温度を下げることができるため、熱による素材への影響を少なくすることが可能。
特に金属製の材料に塗布すると、温度差による金属の熱膨張を防ぐことができます。
ヒートアイランド現象の抑制
ヒートアイランド現象が起こる原因の一つとして、建物に蓄えられた熱の外部への放射が挙げられます。
遮熱塗料なら建物に蓄積される熱が少なくなるため、ヒートアイランド現象の抑制に繋がります。
■ 屋根にこのような症状は見られませんか?
立地環境等にもよりますが、3年~8年が塗り替えの目安。
以下のような症状があれば塗り替えのタイミングですが、お客様ご自身で確認しにくい場所でもあるため、無理にチェックする必要はありません。
①色褪せが見られる
雨や紫外線によって劣化し、防水性能が落ちている可能性があります。
②サビている
塗膜の浮きや破れからサビが発生します。
③コケ・藻が生えている
築10年が経過している場合、発生していることが多いです。
④屋根材のズレ・ひび割れ
雨水の吸収と蒸発が繰り返されることで、ズレやひび割れが起こります。